令和元年 秋冬コレクション

2019年 下半期

 

7月

星の王子様と一年記念で夢の国へ 

星の王子様が恋人になって一年が経った。

最近はこんなに長く続くことなんてなかったし、やっと月の男が忘れられたような気がした。

このまま愛していいのか、夢の国で七夕の夜に聞いた。きっと大丈夫。そう聞こえたから、2人が幸せでありますようにと願った。

 

8月

海。夏合宿。

今までちょっと仲悪かった同期が、仲良くなった

今までちょっとした確執とか、妬みとか、愛の歪みとか、やっぱり芸術の世界では絶えないもので。

そんなものがあったけど、"芸術"より、"部活"が優った瞬間だった。それは時間が与えてくれたモノだと思う。

4年までこのメンバーを失いたくないし、最後このメンバーで笑って終わりたいと思ったし、結末が見えてきたような感覚だった。時に感謝。

 

9月

シークレットディズニー

ドラマチストな花売り娘と誰にも内緒で夢の国へ。

お暇さえ誰にも言えない世界で、思い切って夢の国へ行ってきた。

朝学校に行ってくると家を出て、部活帰りのように家に帰ってきた。そのおかげで本当に夢の国へ出かけたような感覚になって、最高の1日になった。

世界に通用する可愛さで、愛を振りまきながら、きっと行く人々は私達を振り返っただろう。

 

10月

ロマンチストとドラマチスト。

ロマンチストな水瓶座のブルベマリーアントワネットと、ドラマチストな天秤座のイエベ花売り娘が、銀座の街へ。

大人になったねと花売り娘が言う。 

卒業式は泣いていい。愛は深まった。そう思う。

みんなに言いたいことは。

パンがなければケーキを食べればいいじゃない。

これ、本当はお金をかけなくても、贅沢できるのよという意味なの知ってた?

見方によっては世界はパンよりもケーキで溢れているんだから。

 

11月

舞踏会

星の王子様が舞踏会へ連れて行ってくれた。

お食事も、演奏も、そこに集う人々も全て高貴だった。

彼の、エスコートや、ロマンチックなダンスは全て私が育ててきた物で、全て私のもの。 

私達のダンスはすべての人を魅了する。

私がマリーアントワネットである事が証明できたかしら? 

 

12月

メリークリスマス

親友とはホームパーティーで、今まで磨いてきたセンスで天才的にかわいいクリスマスができた。

私達って本当に天才。

ミーハーでもノットミーハーでもない、趣味も好きな色も違うのに、珍しい共通点だけは沢山ある。

世界には分からなくても大丈夫。

私たちが作り出すロマンチックなドラマは最高に美しい。

星の王子様は素敵なクリスマスを過ごして、最高な気分で一年を終える事ができた。

そして星の王子様の誕生日で終わる私の一年。

これで今年の一年もハッピーエンド。

ありがとうみんな。 ありがとう世界。

愛を込めて。

 

 

愛でたし愛でたし。